雑多で微細なメモメモ・モメント・メモリアル

そういえば今日さ、〇〇について考えてたんだけど聞いてくれる?

いいセンいってるね。を思ってました。

「君、いいセンいってるね。」

言われたい。今世界イチ言われたいかもしれない。
いや、分かっている。今ぼく(※生まれてからまだ迷ったことない。計算にミスはない。が今日長靴に穴が空いてたのはないしょ)は世界イチそれを言われる資格がないことを。
でもな、お前は分かってない。言われる資格がないことと言われたいことには何の因果関係もないということを。

と言うことで今日も無為に時間を過ごすぼくは「いいセンいってるね。」を得るためだけに職場(※もう退職届は出してる)へ向かう。
まず、「いいセンいってるね。」を引き出すために必要な要素を考える。
何個あるだろうか?

1.ある分野において「いいセン」に到達してなくてはならない。
 まずそうだろう。まぁこれは大丈夫。ぼくは今の職場(※辞めてる最中)の内容について「いいセン」いっているはず。

2.上司(※いい人。ぼくが退職届を出したことはまだ知らないので色々教えてくれる。毎回ぼくはなんとも言えない気分を得る)に何か教えてもらっている最中であること。
 さらに言うとその中で、クエスチョンされなくてはならない。クエスチョンってカタカナで書くとダッサいね。

3.上司の語彙の引き出しの手前に「いいセンいってる」がなくてはならない。
 これが問題だ。どうすりゃいいだろう。事前に刷り込んで誘導してもいいがめんどくさい。

とりあえず普通に仕事してみた。
さすがは上司(※いい人。若い)だ。普通にしてれば褒めてくれる(※ぼくはすごい顔になる)。
腹の底から苦い顔と書類を提出したとき、それは起きた。
「うん・・・。うん。そうそうこんな感じ。いいじゃん。・・・でも、ここがな。~~・・・」

い い じ ゃ ん 。 で も


あっ、これはダメだ。この人から「いいセンいってるね。」は絶対に出ない。
ここからは何を言われているか全く聞こえないナリ~(※キテレツ大百科は反重力装置みたいなのしか覚えていない)。

ここまでが午前の出来事。
午後からは何にもなかったのであった。ダメだコイツ。

「いいセンいってる。」

なんだこれ。慣用句(なの?)の意味としては分かる。
一定の水準に到達している。という評価。という認識をしているがそう外れてないと思う。
それにしてもな。「良い線」って何だろう?

語源が気になってきた。午後を生け贄に考えよう。

ぼく(※知識の定着はそこそこ早いが記憶の定着は一切されない)が覚えている限りで一番「良い線」は高圧電流とかの銅線である。
これらは建物の解体などで出てきたとき、スクラップとしてかなり高値で売れるのである。銅の含有量で区別その値段は変わるが、古いものほど含有量が多いものがあるそうで解体工事終了後の飲み代になったりするらしい。
つまり、「いいセンいってる。」の語源はこうだ。

「センパイセンパイ!」
「どうした後輩。」
「スイヤッセン!断線しちゃいヤッシタ!!!こん線!!大丈夫ッスカ!!!」
「バッキャローっメェ!!見せェ!!俺に見せェ!!」
「ドッスカ!!ドッスカ!!」
「っメェ!!」
「エェイ!!!」
「こりゃあ・・・いい線逝ったな。」
「売りマンションww売りマンションww」
「バッキャロっメェww!!キガハェイヨゥwwっメェww」


・・・飽きたわ。

え?あぁハイ。朝言ってたヤツですか?書きました・・・。けどあの、ここなんですけど・・・、
「どれ?ああ~ハイこれね。うん、合ってるよ。合ってる。そういえばお前さ。~~・・・」

(完全に合っていた場合「いいセンいってる。」って出ねぇんだな・・・。)

え?あ、あぁハイそうっすね。