「辛い」を思ってました。
ぼくはアレが好きなんですよね。あの、いわゆる「朝カレー」とか弁当に入れるカレーだとか。
あの独自の風味を持った甘いカレー。アレすごい好きなんです。
ただ、アレよく見たら「中辛」って書いてて……。
確かにアレは一瞬辛味を感じる味があります。あっ、いま雷落ちた。
ただ絶対にアレを「コレ辛いね」だとか「水が欲しくなる」や、ましてや「辛くて食べられない」という人がいるとも思えません。
でも、それでも「このカレーは辛いですか?」と聞かれたら
「辛い」
「辛くない」
の2通りの返事があることでしょう。
ちなみにぼくは「辛い」って言いましょう。
ぼくの父親は辛党です。ぶっちゃけ舌がバカな人です。
ぼくは甘党です。金平糖が好物でゴールデンの辛口は食べません。
そんなぼくが母親に、「これ辛くない?」と料理について聞かれました。なのでぼくは
辛い、がおいしい。とか言った気がします。
そして父親がそれを食べたとき同様に質問され、辛くない。と答えていたのです。
う~~ん?
例のごとく気になったぼくはこの差を生んだ原因を考えます。
確かにこの料理は辛味がありました。だからぼくは「辛い」としました。
そして父親の思考を考えます。
彼は辛党です。彼の好みからすればこのくらいの辛味はなんか基準に達しなかったのでしょう。自分の基準では「辛くなかった」。
つまり、
ぼくは辛さを「絶対評価」で決定していたのに対して
父親は「相対評価」で辛さを評価していたのです。
ぼくが食べられる(※好みかどうか)かどうかは「絶対評価」には関係なく、
実際の細かな辛味はその人の「相対評価」には影響しないのです。
ちなみにこの呼称があってるのかどうかとかはわかりませんが。
そして、人と意見が噛み合わず双方が納得できないといった誰にでもある問題はこれが起因しているのではないでしょうか!?!?!?!?
って思ったんだけど違うかな?」
「風呂あいたよ。」
……………あーい。