雑多で微細なメモメモ・モメント・メモリアル

そういえば今日さ、〇〇について考えてたんだけど聞いてくれる?

「知らんゲームの本」を思ってました。

あるあるじゃん。

 

皆さんは幼少期よく読んだ本というのはどんなものがあっただろう。

親父の本棚にあった「あずみ」だろうか?「野々村病院の人々」だろうか?「銃夢」?

 

その話は置いといて……、

 

ぼくは「ゲームの攻略本」を読むのが好きだった。

もちろん読みながらやるのはとてもわくわくした。

昔のゲームの攻略本は重要な部分をプレイヤーに任せることが多かった(※この先は自分の目で確かめてみるといい…。)のもあり、「デビルチルドレン赤の書」なんかは死ぬほどセラフィムをかき集めたのだ。結局なぜか裏ステージは行けなかったが(大学入ってから黒の書を買ってやった)。

 

しかし、読んでいたのは「できるゲームの攻略本」だけではない。

「知らんゲームの攻略本」を無駄に読んだ。

 

そもそもなぜ攻略本はあるのにプレイできないのか?には大した理由はない。

・どこにしまってあるのか分からない(EVE)

・筐体の起動方法が分からなかった(セガサターンの配線は未だ知らない)

・小児科の本棚になんかあった(ドンキーコングのなんか)

・やりたくはなかった

 

ありがち。

 

と、そういった理由でやってなかった(※のちにやったのもある)ゲームの攻略本ベスト4の発表をする。動機はない。そういうブログなので。

 

 

4.lost  children 

 

ロストチルドレン

ロストチルドレン

  • 発売日: 1998/01/15
  • メディア: Video Game
 

 

 

この本は衝撃的だった。マジで読みづらいのだ。Twitterのトップツイートくらい読みづらい。ゲームの謎解きを実際に解いている画像をコマ送りのようにとにかく並べただけ。文字の量もほとんどない。しかもポリゴンの粗い(※しょうがない)画像をモノクロにするモンだからストーリーの説明文から主人公が今なにをやっているか想像していた。

ゲーム自体はとても面白そうなのでムリヤリランキングに突っ込んだ。(※ベスト3を書いてから付け足した)

 

 

3.「サイレントヒル4 THE ROOM」

 

 

サイレントヒル4THE ROOM(コナミ ザ ベスト)

サイレントヒル4THE ROOM(コナミ ザ ベスト)

  • 発売日: 2005/06/09
  • メディア: Video Game
 

 

 

 

すっげぇ怖い。小学校高学年くらいだったかの時にサイレントヒル3はクリアしてないけどちょっと進められたが、4は無理。「なんでコイツそんな穴に入れんの?無感情人間じゃん…。」とか思いながら地下鉄(最初のダンジョン)の途中まではできた。

ただ、「ゴースト」。アレの存在に耐えられる子供など存在しない。

サイレントヒルシリーズ」でもっとも怖いのがこのゴーストだと思う。

まず、壁抜けしてくる。通常の敵は一つのエリアに常駐し待ち構えているものだがゴーストは来る。エリア移動してヌルゥッと来る。パニックガキには安全なエリアも分からず(※そもそもあったっけ)初めてのシステムに足と心臓が止まらなくなる。ん?いいのか。おかげで探索もままならず恐怖の無限ループになるのだ。

そして、死なない。ゴーストは死なない。死んでるから。マジで怖い。

攻略本によると終盤にゴーストをどうにかできるアイテムがあるらしいがそんなもん知らん。しかも数が合ってないし。

さらに見た目がムリなのだ。異形とか暴力的であればまだ素直に怖いだけだが、死体そのものみたいなんだもの。心を締め付ける演出をしてきやがる。

そんな「どこまでも追ってくる死なない怖い敵」の経験は今までになく、ぶっちぎりの速度でぼくはプレイを放棄した。「クロックタワー」の方がまだできる。

 

でも攻略本は読み込んだ。

怖かったがストーリーが気になった。ぼくの部屋は結局閉じたままだったから。(※この先は自分の目で確かめてみるといい…。だった。)

サイレントヒルシリーズ」の武器が好きだから。ゴルフクラブ

敵のデザインが好きだから。たしかに恐ろしいが惹きつけられる。いや、いい。動くなやめろ。(赤ちゃん)

 

え?CERO  C?

まぁね。

 

 

2.「ジャガーノート  戦慄の扉」

 

 

ベストプライス Juggernaut ~戦慄の扉

ベストプライス Juggernaut ~戦慄の扉

  • 発売日: 1998/11/19
  • メディア: Video Game
 

 

 

 

ゲームがどこにあるか分からなかった。が、あっても多分やってない。

 

一応あらすじはボンヤリ覚えているが特に説明する気はないので、知りたかったらやって。で、感想教えて。

なんとなく手に取りなんとなくずっと読んでいた。がまっっっっっったく意味は分かってなかった。そりゃそうじゃ。とにかく情報量が多いのでヒマつぶしによかったのだろう。

もしかしたらなんだかんだで、この本で人格と語彙が形成され始めた危険性がある。

β-エンドルフィンはここで覚えたし、ネットワークのアレコレはこのゲームの特に意味不明の部分で覚えた。

なにより巨大な「理解できない」感情を知った。自分に「理解できない」ものも存在してもいいことを知った。

 

ちなみにこのゲーム、今やりたいゲームランキング3位である。

 

 

 

1.「ミスティックアーク まぼろし劇場」

 

 

 

 

 

急にまともなゲームになるな。

誰ともこのゲームの話をしたことがないが一位。

本棚の奥にボロボロの状態であったこの攻略本がゲームの雰囲気に拍車をかけ、ぼくをファンタジーボーイにした。

主人公によって変わるギミックやアーク(妖精みたいなやつ)の能力を応用する考え方、めっちゃステキである。

特に好きなのはなんか半魚人(?)の倒し方で、川に毒液を混ぜると半魚人登場時に体力がカスの状態で出てくる。というものだ。

アクションが上手ければアクションで戦えるし、パズルギミックを使えば必ず難しい戦闘に挑まなくても勝てたりする優しいゲームだ。(※ただし三人目の主人公、リディアは非力な女の子であり全くアクションができない。難しい)

 

このゲームは何度もやった。自分のPS2を所有してからやった。

そしてミスター・シルバーフィンガーチップスの語感の良さ。

 

 

 

 

 

これで「やったことないけど面白かったゲームの攻略本ベスト4」が出揃った。

今みたら全部ガイドブックだった。

 

 

 

………で?